船底塗料塗り直し
3年程前にある大学の部活に納入したVSR5.8Rの船底塗料の塗り直しの依頼を頂きました。
VSR販売時にオプションで施工しているヤマハ製船底塗料は自己消耗型と呼ばれている製品で、水の中で塗膜の表面が徐々に剥がれるようになっています。
これによりフジツボなどの海洋生物が船底に定着しにくくなっており、仮に付着しても手で簡単に剥がせます。
夏場に長期間の係留を余儀なくされた東京オリンピックでは貸し出したVSR全艇に施工しており、海外のドライバーも日本製塗料の防汚性能の高さに驚いていました。
この船底塗料ですが、使用状況にもよりますが表面の塗料が3〜5年程度で溶け切ってしまい、写真のようにグレーの下地が見えてきてしまいます。
こうなると見た目が悪いだけでなく防汚性能が低下してしまうので、定期的に塗り直しが必要になります。
SAILFASTではVSRを1週間程お預かりして、税込み77,000円〜で塗り直しを承っておりますのでお気軽にお問い合わせください(遠方や初回塗装の場合は別途運搬費などがかかります)。

