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関/轟組が、見事に銅メダルを獲得!
女子の吉迫/佐竹組も最終レースでトップフィニッシュし、総合11位で終えました。
代表のみなさん、お疲れさまでした!

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EURO 2004
3月16日〜20日
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いまさらですが・・・
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1999-2004
World Championship 2002

成績表はこちら

EURO 2002の締めくくり、世界選手権が終わりました。

結果は、109艇中の11位。
国別9位で、アテネオリンピックの
国枠を獲得しました!

期間中のカリアリは、風に恵まれ、予定の14レースを全て消化。毎日首位が入れ替わる、史上稀に見る大混戦となりました。

初日、北西寄りの軽風の中、予選第1レースがスタート。苦手の軽風で、肩に力が入りすぎ、なんといきなり30位フィニッシュ。
ガ〜〜〜ン!

風が変わって南東からの順風の中、第2レースの1上を3位で回航!したものの、ズルズルと6位まで後退。
ガ〜〜〜ン!

2日目、朝から北西の順風が吹き、この日の3レースを5ー5ー3で走り抜けます。順位も一気に、47位から11位に上昇。国枠圏内に入りました。
よ〜〜〜し!

3日目、前日と同じコンディションで、9位フィニッシュ。この日で予選が終了し、総合14位で予選通過。ゴールドフリートに残りました。
よ〜〜〜し!

4日目、南東の軽風で決勝第1レースがスタート。またも肩に力が入りすぎ、(←学習能力なし)34位フィニッシュ。
ガ〜〜〜ン!

続く第2レースは11位で入ったものの、総合順位を21位まで下げてしまいます。
ガ〜〜〜ン!

5日目、南東の順風で決勝第3レースがスタート。一番下が僕らです。気合一発!
2位で上マークを回り、3位フィニッシュ。

この日3ー16ー9で、再び総合11位。国枠圏内です。
よ〜〜〜し!

6日目、北西の強風の中、第6レースを8位フィニッシュ。第7レースも1上を12位で回り、さぁ順位を上げるぞ!と気合のハイクアウトをしていたその時!

ボキッ
うわ!

なんと2上の途中で、ハーネスのフックが折れ落水。這い上がってレースを続けますが、スピントラブルも起こし、順位を大幅に落とします。片手でトラピーズ、片手でスピントリムという、曲芸のような走りで、フィニッシュは目前!もう少しだ、うお〜〜!ボチャン

とどめの落水で、フネに引っ張られながらフィニッシュ。泳いでフィニッシュしたのは、生まれて初めてです。このレース31位で、再び総合15位に後退。
ガ〜〜〜ン!

そして迎えた最終日、あと1レースで全てが終わります。

この時点で総合15位でしたが、上にギリシア1艇と、イスラエルが2艇、それにフランスが3艇いたので、国別では11位。枠を争うアルゼンチンとは5点差です。

緊張のスタート。肩に力が入りすぎ、(←またかい!)最悪の死にスタ。
あぁもうダメだ・・・
この瞬間、その場にいた全員がそう思いました。
が、タックして右に延ばした僕らに神風が!強烈なブローで大きく右にシフト。

一気に順位を挽回し、4位で1上を回航!
アルゼンチンは?
20位以下だ!イケるぞ!

持てるかぎりの体力と集中力を尽くして、5位でフィニッシュ。
アルゼンチンとの間に4艇入れば、逆転です。

1、2、3、4、、、
5番目は?アルゼンチンじゃない!ギリシアだ!
やった〜〜〜!

アルゼンチンはギリシアの次、11位まで順位を上げていましたが、1点及ばず、日本の国枠が確定しました。

しかも最終レースでは、前に3艇いたフランスが、リコールやトラブルで、3艇とも大崩し。最後まで僕らを追いかけた、アルゼンチンにも国枠が確定。なんと3艇も枠内にいたフランスが、1点差で国枠を逃す結果になったのです。

国対国の、総力を挙げた戦い。手を抜いてる選手なんか、1人もいません。だからこそ、だからこそ、こういうドラマが起きるんです。

期間中、経験したことのないプレッシャーで、眠れない夜もありました。人生で一番長く、苦しい1週間でした。ハーネスが折れようが、泳いでフィニッシュしようが、最後まで僕らは、諦めませんでした。

乗り越えられたのはまさに、みなさんの支えがあったからです。
本当にありがとうございました。

国枠は獲りましたが、まだ上に10艇もいることを忘れてはいません。
彼らに追いつき、追い越さなければ、アテネの海に日の丸はあがりません。

その日まで、僕らは走り続けます。
そう、誰よりも速く。

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