アジャスタブルワンドが完成しました。って言われても何のことやらだと思いますが・・・

モスにはワンドと呼ばれる棒がバウから垂れていて、このワンドと水中翼のフラップが連動しています。ワンドが海面を叩く角度で、海面からの距離を測り、飛びが低い時は高くなるように、高過ぎる時は低くなるようにフラップが自動で動いてくれるのです。自動車に例えるならオートマみたいなものです。

僕がモスに乗り始めた頃は、みんなオートマでした。出艇前やレース前にセッティングを変えるだけで、レース中はずっとオートマ。でも2009年頃からハイトアジャスターなる新兵器が出てきました。ターンバックルで連結部の長さを変えることで、走りながら手動で飛ぶ高さを微調整できるのです。これは便利!瞬く間に世界中のモス乗りに広まり、ハイトアジャスターは事実上の標準艤装になりました。

ほどなく一部のモス乗りが、高さのコントロールだけでなく、ワンドとフラップの連動する比率も変えたいと思うようになりました。これはまさに自動車のギアと同じ。海面がラフな時にはギアを大きくして、フラップの反応を敏感にしたい。逆にフラットなときはギアを小さくして、フラップの反応を鈍感にすることで、よりスピードを出したい。アップウインドとダウンウインドでもギアを変えた方が理想的。そこで2年くらい前からギアリングアジャスターが普及しだしました。

ハイトとギアさえコントロールできれば完璧です。僕も当然この2つを装備していました。でも今度は、ワンドの長さを変えちゃえば良くね?という考え方が出てきたのです。ワンドの長さを短くすれば、高さは低くなるし、ギアは高くなる。やりたいことが両方いっぺんにできる。そこで走りながらワンドを伸び縮みできるようにしたのがアジャスタブルワンド、という訳です。

いまや速い連中のモスは全然オートマじゃありません。マニュアルでコントロールするのは大変だけど、オートマじゃ勝てないのも事実。新艇の手元にはバング、カニンガム、アウトホール、ハイト、ギア、ワンドの6本のコントロールロープが並ぶことになります。いま僕はこの6本をパッと手の届くところにどう配置するかで頭を悩ませています。しかもすべてスターボとポートを繋いでエンドレスにしたい。あー悩ましい。なんて悩ましいんだ。ニヤニヤニヤ・・・

コメント

コメント(1) “アジャスタブルワンド”

  1. […] 新艇が届いてから1ヶ月以上、少しずつ少しずつ手を加えてきた艤装がついに終わりました。フォイルを磨いて塗装し、アジャスタブルワンドを作り、フネをラッピングし、コントロールロープ周りを独自のシステムに変え・・・ […]

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