2002年2月9日。
ソルトレークで冬季オリンピックが開会されるのと、時を同じくして、2002年度の、ナショナルチーム冬季強化合宿が始まりました。

470、ミストラル、ヨーロッパクラスのそれぞれのナショナルチームのメンバーと、若干名の自費参加者、そして海外からの招待選手。総勢60名を超すセイラーが、佐敷の海に集まりました。

8日間の練習は、11時半から14時半までの
4時間がコアタイムとして、全員で海上練習。それ以外の時間は、陸でトレーニングするも良し、沖でタック練習をするも良しという、各自の自主性を重んじた内容でした。

この沖縄合宿で、僕らが得たものは、ズバリ一言で言えば、「間違ってなかった！」という確信です。99年11月のコンビ結成以降、一貫して続けてきた、フィットネストレーニングや、海上での基本練習の積み重ねが、ようやく目に見える成果として出てきたのです。

今までも、自分たちのやって来たことに、自信がなかったわけではないんですが、なかなかレースで結果を出せないと、確信に変えられない。

それがやっと、やっと確信に変わった！この、体の奥底から沸き上がる充実感を、いったいどうやって言葉にすればいいんでしょう。いや、ここで無理に言葉にするよりも、レースの結果で表しましょう。誰の目にもみえる形で。うん。

今年の僕らの、そしてJSAFの最大目標は、世界選手権での国枠獲得です。
9月の2日から11日まで、イタリア・サルディニア島のカリアリで、世界選手権が行われます。
その成績の上位10カ国に、アテネオリンピックの出場枠が与えられるのです。

ちなみに、今回の招待選手、ポーランドのStanczyk/Jakubiak組は、昨年の世界選手権で10位。つまり、彼らこそが、今年の僕らの、目に見える目標です。9月には、彼らは「しまった、こいつらに教えすぎた！」と後悔していることでしょう。必ずや。

とにかく、これからも地道な努力を続けていく大きな動機づけになった、最高の合宿でした。

沖縄サイコ〜〜〜〜！

sailfast | Profile | NEWS | Photo | Diary | Link | BBS | Shop